皆さんこんばんは。たま太郎です。理学療法士をしている10年目の管理職です。
職場は脳血管障害専門病院で超急性期、急性期、回復期から在宅まで幅広い機能があります。
私の趣味は将棋を指すこと(アマチュア三段)
読書をすること(月に最低でも10冊)
今まで2000冊以上の本を読んできました。
理学療法士の皆さんに臨床場面や患者様とのコミ
ュニケーションなど様々な場面で有益な『本』を紹介させていただいております。
一般の方や学生の方でもわかりやすい内容になっています。ぜひご覧ください。
皆さんにいい本との出会いがありますように。。
今回紹介する本は『かがみの孤城』著者:辻村深月
またまた、お話の中で気になったことを箇条書きにしてみました。
・人がその時にどのような気持ちになっているのかを推察することはできたとしても、把握することは難しい。
色々なことを「〜じゃないといけない」
「あ〜じゃないといけない」
と思ってる人もいるかもしれませんが。それはないですよね。
そのとき、その瞬間になってみないと人の気持ちってわかりませんよね。
・人によっては他人に迷惑をかけているのにそれに気が付かない人もいる
人に迷惑をかけているのに気づかないとか、もうそれって周りから見たら本当に迷惑ですよね。
・周囲に溶け込めず孤立する人もいる
広い世界で小さな集団に溶け込めないことって誰でもあるんじゃないでしょうか?
少し広い視野で自分に合うところ探したほうが気が楽ですよ
・ポッと出た言葉が鋭くて人を深く傷つけるかもしれない
全く傷つけるつもりもない正論が時に人をものすごく傷つけることもあるんですね。
・行きたくない理由、やりたくない理由は言語化されていない所に問題があり、そこは本当の人間の底に入り込んでみないとわからない
トラウマとかってそうなのかなと思います。表面化されてる問題って大したことなくて、本当は深い深いところに問題があるんです。
・見た目や外見だけで相手の心の中を推察することはできない
派手に見えたりしても、心のなかでは臆病の方も絶対多いと思います。見た目に騙されないで
・本音を言うことは非常に難しく、聞いてほしい人と信頼している人が必ずしも同様ではない
本音を言える人ってそんなに多くないですよね。家族以外で数人いればそれだけですごいことだと思うんです
・親も子供のことをわかった気になっているが、実際はそんなことはない
子供のことって理解しようとしたら難しいですよね。でも、そこまでわかろうとしなくてもいいと思います。どうせわかんないです
・表面的に仲のいい人がいたとしても。実際に危害を加えてくるかもしれない
表面的に仲がいい人だからといって油断するのは危ないです。
・実際に言葉に出さないとわからないことは多い
言葉にしないで、相手に理解してもらうのは無理です
・信頼関係を作るのは、時間でも共通の話題でもなく、同じ状況になり、相手を理解しようとして初めて信頼関係を築くことができる。
・みんなが人には言えない何かを持っているので、必ず言う必要はないが、言うことができれば少しは前に進めるし、前に行ける
なんか、不思議な感じのお話なんです。
でも深いような色々きれいなお話ですよ。みなさんも是非読んでみてください。
色々な世界があってすごく優しい気持ちになれます