ぎょらん 町田そのこ

こんな人におすすめ

  • 詩人や大切な人が亡くなった方
  • 人が生き死にする職場で働いてる方
  • 町田そのこさんの作品が好きな方
  • 人間の成長や葛藤を題材にした作品が読みたい方
  • 葬儀関連の仕事をしている方
罪と悲しみはイコールじゃない
あなたは死んだ人間が強い
と思ったことはありますか

みなさんこんにちは

脳神経外科病院で理学療法士をしております

 

たま太郎です

 

本日ご紹介する本は

 

最近私がはまっている町田そのこさんの

ぎょらんという作品です 

 

すんごいタイトルでちょっとびっくりした人もいるかと思いますが

 

嫁さんと同じ間違いをしている人もいるかと思いますので最初に訂正します

  

 

 

鮭の産卵の話ではありません

 

 

 

 

 

あなたは死んだ死んだ人の思いや気持ちを知りたいと思いますか?? 

  

 

 

私は一度だけそう思ったことがあります 

 

 

 

私が高校生の時に

 

母方のじいさんが死にました

 

 

私はその時に 

 

まだ高校で部活に入りたての時でした

 

 

なんか部活が忙しくて

 

 

じいさんが入院したということは知っていましたが

 

 

なかなか会いに行くことができませんでした

 

 

亡くなる日の夜に

 

 

心停止のしていると病院から連絡がありました。 

  

 

おばあさんと孫の私が一緒に病院に行きました

 

 

頑張って心臓マッサージをしていましたが亡くなっていました

 

その後に母が来てなんか母は泣いていました

 

 

まあなんか最後に話しとけばよかったかなと思うこともありましたが

 

 

今となってはどうすることもできませんね。

 

その後私は

 

おばあさんから形見を一つもらえました

 

金の指輪

  

  

を貰いに行きました。

 

自分でもなんでかよく覚えてませんが、

  

  

『じいさんがつけてた指輪くれ』

と言ったようです。 

 

そのとき一緒に将棋の駒を一組もらいました。

 

 

その将棋の駒はどこかにいってしまいました。

 

 

指輪は今でもたまーに付けてますが 

 

極太なので

 

『怖い人』と間違われる可能性があるので

 

威嚇するときには最適でした。

 

 

話がかなり脱線しましたが

 

 

死んだ爺さんはどう思っていたのか気になるなー

 

とは感じていました。

 

 

このお話は

死んだ人が

 

口の中な手の中に

 

 

小さな魚の卵のような赤いたまを残すというお話です。

 

それを口に入れて潰すと死んだ人の気持ちや想いを自分自身を感じることができるというものでした。

 

この物語にはいろいろな死があります

  • 交通事故
  • 事故死
  • 突然死
  • 病死

それぞれの残された方が他の思いがとても細かく伝わってきます。

 

 

死に関するお話なので医療関係者の方には

 

とても伝わりやすいとは思います。

 

 

死んだ方がどう思っていたかというのは

 

結構気になりますよね

 

私も含め皆さんが

 

  

 

死と向き合う時に後悔がないようにしていきたいなと思ってもらえたらと思いますよ。

  

 

 

人の死について残された方がどう思うかを考えるいいきっかけになると思います。

 

皆さんも良かったら読んでみてください。

 

 

 

 

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たま太郎のまとめ

  • 『死んだ人がこわいわけないじゃない』          ↑名言
  • 死んだあとから何かその人のためにできることも少しはある
  • 突然死だとなかなか対応できない
  • 結構名言が多くおもしろい
  • 3回くらい泣きました

 

 

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