それでも会社は辞めません

みなさんこんにちは

能神経外科病院で理学療法士をしております

たま太郎です

どんなことがあっても絶対仕事を辞めないぞ‼︎

というすごい強い意志があるわけではない私にとってはとっても斬新なタイトルでした。 

この作家さんの本は一度も読んだことがないんですが、タイトル的に今の私に響くものが少しはあるのではないか、、、、ということで

購入して読んでみました。

著者;和田裕美

  • パワハラ
  • セクハラ
  • ノルマ
  • 生産性
  • 理不尽

うん、うちの病院もバッチリ関係している内容です‼︎

私も、よく仕事を辞めようかな

と嫁に相談することがあります

それはもちろん何か職場で嫌なことがあったり

理不尽なことがあったり

仕事がうまく行かなかったり

でも、なんとなく数日すれば忘れてしまうような

そんなことも多いです。

しかし、この本を読み進めていくと

もう私ならこんな環境ならすぐに辞めているなというふうに思う内容でした。

職場で周りに合わせて働ける人もいれば、そうじゃない人もいる。私も良くわかっているつもりで接していましたが、実は向こうからしたら

たま太郎はよく合わせて働いているよ 

と思うこともあったり

うまく合わせることができない、、、、

と悩んでいる部下にも 

私からしたらよく合わせて頑張っているなあということも比較的あります。

仕事をやめないで、無理して病気になってしまう人も私も多く見てきました。

なので、一概にやめないこと自体が美徳

とも思いませんし、逃げることも大切

そうしないと自分が壊れてしまうこともあり 

そうなってしまうと、人生を棒に振ってしまう可能性もあるんです。

もちろん私が管理する部署でも、なんとか復帰して頑張ってくれている人もいるので、そういう人は自分なりに折り合いをつけて仕事をしている。。。

つい

ああ、本当に頑張っているだなあ

と思うこともあります。

ただ、忘れてはいけないことは

普通に淡々と仕事をこなせている人は割と冷遇にあってしまうこともあります。でも

本来は一番評価されるべきは

淡々と物事をこなしてくれる人たちなんですよね。

主人公だけの会社なんていませんし、縁の下の力持ちって絶対どんな職場にもいます。

私は、この本を読んで

仕事で悩んでいる人もそうですが、それ以上に部下を持っている人や、人の上に立っている人に読んでほしいと思いました。

自己都合で人を傷つけていませんか

そっけない態度で部下に接していませんか

仕事の手を止めないで部下の話を聞いていませんか

部下の話を途中で切ったり最後まで聞かなかったことはありませんか

そんな人はやっぱり私の職場にもいるし、一緒に働いていると注意したくなります。 

そういうパワハラの種みたいなことは早めに注意して摘んでおきたいと思いました。 

そもそも、なんでやめないのかという点に関しては 

世紀雇用

非正規雇用があります。

どうしても、主人公が正規雇用にこだわっているんです。

そして、非正規雇用の不安定さや先の見えない未来などにも着目した現在の社会情勢を実に端的に

表現した一冊になっています。

みなさんもぜひ読んでいてくださいね。

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