みなさんこんにちは
脳神経外科専門病院で理学療法士をしております
たま太郎です。
今回は臨床について、よくよく聞かれることがあるので、私自身がどの様な視点で臨床をしているか
書いていければと思います。
ただ、ですね。
私は同期ちゃんとかと違って全然臨床がうまくありません。
要するに
手技の選択は合っていても
その手技のうまさが限りなく低い
なので、私は概念的なフィードバックをすることが多いです。
さて、早速臨床のお話をしていきたいと思います。
これは、エビデンスもなければなんにもありませんただの私的見解です。
みなさんからよくある質問を紹介します
◯◯さんは歩けるようになります??
はっきり言います
わかりません
というのも、
なんか、予後予測的なものもありますが
実際は教科書的な話をしても仕方ないので
私に質問しに来てくれる人には
『たま太郎の経験では、この患者はどこまで良くなると推測できる?理由まで頼む』
という感じで、聞いてくれると思っております
うれしいですねえ
13年間の経験値を総動員して
それでもなお、あえて言わせてもらいますが
わかりません
ただ、私ができることは
- 多分歩くのは難しい
- 歩けると思う
- 歩けるとおもうよ、でもなんであなたは歩けないと思うの?少しでもそう思うから質問したんだよね??その理由を聞きたい
私はいつも、下2つで答えます
大体理学療法士がひよってることが多いんですよね。
私はだいたい一緒に組む作業療法士も質問にくる理学療法士にもある種の
覚悟
を確認します。
歩けなかったら患者さんの人生はどうなるの?
これ、手が動かなかったら患者さんは困るよね?
なんとかできないの??
なんとか手が動くようにならないか、手当たり次第先輩に相談してみてほしい
一生このままで生きることになる
要するに
自分事にすることと、今すぐ良くしないといけない
という使命感
冷静に改善する期間を踏まえて、具体的なプランニングを提示してもらいつつ
いつまでにできるようになる?
と期限を確認します。
そうすると良くなる、良くならないではなくて
最速で、最大限の改善をするに必要なことを探し始めて、手探りで色々なことをやるのと
協力者を作ってみんなにアドバイスを貰うようになります。
そうすると、困ったときには人に聞くということと、自分でどうするかを考えることができますので
将来のその理学療法士の患者さんにもプラスに働きます。
やっぱり患者さんの改善にリハビリ側のモチベーションって本当に重要な要素になると思います。
歩ける歩けないの前に、部下のモチベーションを高くしてあげることで、歩けない患者さんも歩けるようになるかもしれません
間違っても
その患者さんは歩けるようにはならないよ
など、そーゆーことは安易に言わないようにしていきたいです。
今回紹介する本は、
価格:1,760円 |
いい子のあくび
という本です。
この本は前から歩きスマホなどで向かってくる人に対して
絶対に自分からは避けない
という強い信念を持っている人の話です。
変なプライドを押し通す必要ははたしてあるのか?
みんな、小さな譲れないものがあると思いますが、
自分を変えることも同じように大切ですね
変えないと、変えること
自分自身に当てはめて是非読んでみてくださいね