不穏なタイトルやな
どうも、みなさんこんにちは
脳外科病院でリハビリをしています。
たま太郎ですっ!
最近は嫁も本を読んでいるので紹介してくれているという感じです。
「おいおい、たま太郎、最近嫁に頼りすぎやろ」
って思われますが
「え?何言ってんのか全然わかんない」
以下嫁です
こんにちは。今日は『このミステリーがすごい!』の大賞にも選ばれたこちらの作品を紹介します。
『元彼の遺言状』著者:新川帆立
作者はアメリカ出身、東大卒、弁護士資格を持ち、こちらの作品でデビューしたそうです。
東大出て弁護士でさらに作家てすごいですよね。
この作品の主人公も美人、高収入の弁護士でかなりのハイスペックですが、作者さんも負けず劣らずです。
この作品は、弁護士の主人公、麗子は学生時代に数カ月交際していた男性が、
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」
という奇妙な遺言状をのこして亡くなったことを知ります。
麗子は犯人候補に名乗り出たこの男性の友人から依頼を受け、依頼をまっとうしようとする、、といったあらすじです。
7章から成り、視点はすべて主人公です。
小説が終わった後のページには、このミステリーがすごいの選考結果がのっています。
こちらの作品が大賞に選ばれた理由や、他に競り合っていた作品などが書かれています。
以下少し感想を書いていきます。
弁護士について
この作品の主人公は弁護士です。
私は夫のすすめで某逆転裁判ゲームをやっていたことがあるのですが、小説内には法廷は出てきません。捜査や他者とのやりとりがメインになっているかなと思います。主人公はかなり気が強い女性なので、他者に言い返したりする様は爽快感みたいなものを感じます。
異議ありっ!!!
あとは作者自身が弁護士なだけあって、弁護士の豆知識や、法律の内容も結構出てきて勉強になります。
謎解きについて
こちらの作品はお話自体もあまり長くなく、事件は起きていますが、わりとサクサク読めます。章もキリのいいところで分かれているので、何日かに分けても読みやすいかと思います。
おまけ
この小説を読んだ後に知ったのですが、来年4月に綾瀬はるかさん主演でドラマ化の予定があります。
この小説は主人公とその依頼人以外にも遺言を残した彼の親族や関係者がたくさん出てくるので、映像化すると華やかになりそうですね。
みなさんも是非読んでみてくださいね!
元彼の遺言状 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 新川 帆立 ] 価格:750円 |
嫁太郎のまとめ
- 弁護士も色々
- 異議ありっ!!
- 高収入の女性ってすごい
- 綾瀬はるかは正義