みなさんこんにちは
脳神経外科専門病院で理学療法士をしております
たま太郎です。
最近は来年度の医療改定が気になって仕方ありません。
正直
『どうでもよくね?!』
と思う人も多いと思いますが、私はそうは思いません。
ただ、ひとつ言えるのは
『私は多分逃げ切った』
ということです。
こういうのって本当に情報格差なので、早く情報を手に入れた人が、いかに早く動くか
準備をしていくか
それにかかっていますよね。
残念なことに、
『なんとかなるんじゃん?』
『なるようにしかならないよね』
みたいな事後対応的なのでは間に合いません
『そういう状況に理学療法士もなるかもしれないな』
『しっかりと用意しておかないとな』
そんなふうに思わないといけません。
あまりここで話しても事実と解釈されてしまう可能性があるので
あくまで私の妄想です!
今回は一つの議題について考えていきましょう
『回復期入院費がリハビリ費用も込みで丸めになったらどうなるの?』
現状では回復期は入院費+リハビリ出来高
の請求ができます。
ただし、
- 輸血した
- 特殊な薬を使った
- 処置をした
そーゆーのも入院費に込み込みなので
理想としては
レントゲンとかこまめに取らないで、輸血とかも心配なくて、心臓とかもわりと調子のいい
脳血管障害の人!
に入院してもらうのが一番いいはずですね。
なんなら
- 若い
- 意識レベルもいい
- コミュニケーション取りやすい
- 認知症ない
- 精神疾患ない
- よく食べる
- よく寝る
- イイ人
- 麻痺もそんな重くない
なんでもいいですが、そのような方であれば
なんか、良くなるし、いいですよね。
それでいて、リハビリはやった分だけ請求できますので、
一日三時間やるような病院は一日2時間しかリハビリがない病院に比べて、
より、お金が取れるということになります。
さて、それが
入院費にリハビリも込み!
そういうことになると
リハビリの人件費は少ないほうがいいよねってことになります。
患者さんから取れるお金が出来高ではないのであれば、
回復期であっても、1時間とか2時間で患者さんを良くできれば、
コスパよくないか?
純粋に
患者さんを1時間でよくできるセラピストだけになれば
三分の一の人数および、人件費で
リハビリ科の運営を行う事ができます。
さぁ、いよいよリハビリあまりの世の中がやってきます!!
というような
事はそんな単純じゃありません
なぜかといえば
『家族であればリハビリをたくさんしてもらうほうが良いよね』
ってことです。
空床になってしまうのは、一番のマイナスですからね。
ただ、
『早く良くなる=技術が高い』
そんな病院しか生き残れないような世の中になっていくのは間違いありません。
最初に
なんで
『私は逃げ切った』
という話をしたかというと
管理職ですし、なにより解雇するには
それ相応の理由が必要です。
まぁ、だとしても、昇給率が悪くなったり
ボーナスが安くなったりすることは
当たり前のようにあるかもしれませんね。
さて、そんな時代が到来した場合
あるいはそう予想するときには
我々はどのように動いていけばいいのか、
私はある程度まとまってきてます
みなさんも自分の頭で考えられるといいですね
なーんて!
悲観論もほどほどにしないとですね!
私自身が割と現実主義なので
またこの件についても触れていきますね!