自分たちがいかに恵まれてるか
こんな方におすすめ
- 自分が恵まれていると思う人
- 自分がめぐまれていないとおもう人
- 格差社会に不満がある人
- 税金を払ってない人にイライラする人
- 貧困について知りたい人
みなさん、はじめまして
理学療法士のたま太郎です!
脳外科病院でお仕事をしています。
最近はなんで格差社会が生まれるんだろうと切実に思うことがありそれについて興味深い本がありました。
正直めちゃくちゃ勉強になってすっごい楽しかったです!!
みなさん
格差社会
ってよく言いますよね
でも実際の格差社会を理解している人は本当にすくないんです。
私であれば職場で
みんなでお昼休みとかのんびり話したり
親友と話したり
薬剤師、理学療法士、看護師、歯科医師多数
の親戚が多いので
そんな感じの中で
格差で不利益を受けているという認識にはなりません。
うちの職場の理学療法士や作業療法士や言語聴覚士も同じように
勉強できるような経済状況であったり
環境が整っていた
と言えます。
結果として
高卒とか中卒のひとと関わることはたぶんないと思います。
とてつもなく理不尽な格差はなくある程度恵まれている家庭で育っていたのだなとつくづく本を読んで感じました。
本の入りから書いてあったのが結構ショックで
夕飯に何を食べていますか?
と質問をされていて。
子供は
メロンパン
チョコレート
コーラ
え?
白米とからあげとサラダとかじゃないの?
って思った人は
そういう生活を送らせてもらっていただけで、
幸せだなぁと思ってもらって差し支えありません。
育児放棄を受けている子どもたちが世の中にたくさんいて、
お箸を使えない
おでんをどうやって食べればいいかわからない
そんな子供も結構いるそうです。
子供が暴力的な言葉を使うことがある場合は
関わる人間
そういう暴力的な発言をしていたと言えます。
またそういう家庭では
家で料理をしない
ので
100円だけ渡されて夕飯をそれで買う
という感じになりますね。
正直ショックでした。
何年かすると
お菓子とかが主食になるそうです。。
生まれた段階で格差は常にあります
- 貧困連鎖
- 貧困の子供
- 職業による格差
- 弱者へのしわ寄せが高齢者を食い物にする
- 女性の自殺率はコロナの影響で増加した
- 夜の街自己否定、危機管理能力の低下
- 刑務所やホームレス
- 高齢者のターゲット
貧困の連鎖
貧しい労働者の場合はその子供が十分な教育を受けることができないので、結果として貧しい労働者になります。
医者は
子供を医者にできるような財力
がありますね。
何千万も最初から払えるつもりもないとそもそも医者にしようと思いませんよね。
学歴が低い方はそもそも、自分自身の給料が低いので、子供に向けて、教育を充実させることができません。
むしろ、自分たちが生活するだけで精一杯になります
というわけで、生まれた瞬間から格差はあります。
片親になった場合でも同様です。
経済的に余裕がない場合には教育を受けさせられません。
子供は生まれた瞬間から
無限の可能性
はないんです。。
私も最低限自分が受けた程度の教育は受けさせてあげたいなと思いますが、
生活をするだけで精一杯で全くその余裕はありません。
不安だなぁと思うことも多いです
職業に対する格差
これも結構問題になっていて
そもそも、仕事は
すべて大切な尊い仕事といわれています。
でも
優劣ってどうみてもありますよね。
やはり我々が思うような
弁護士
医者
公認会計士
などの方々と
比べると
清掃業務
小売
などは少し下に見られることがあるそうですね
ただ、どれも大切ななくてはならないお仕事なのです。
仕事の優劣に比例して
ストレス度も下がってきます
歯科医師や医師はストレスが少ないと言われています。
それに対してコールセンターの職員は非常にストレスがかかるお仕事だと言われています。
正直知らなかったわ
だけでは終わらないような内容になっていて
我々のこれからの人生は非常に苦しい状況になると予想されています。
その中で我々がどのように仕事をしていくのか、非常に重要ですね。
全部は紹介しきれなかったですが、非常に面白くとても勉強になりました。
みなさんも読んでみてください!
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たま太郎のまとめ
- 自分がいかに恵まれているか
- 親が貧困なら子も貧困になる
- 貧困は努力不足で起こるわけではない
- 貧困化が進むと富を持っている人が狙われる
- 仕事だけじゃなくて社会全体を知る
- リハビリ科の人たちに本当の貧困はいない