目黒虐待死亡事件

児童虐待 獄中 ゆあちゃん 

 

私は本を読むのがなによりも好きだ。 

 

人の様々な経験を自分で疑似体験することができるからだ。 

 

ただ、こんなことは始めてだ

 

 

私はこの本最後までをよむことができなかった

いつかは読み終わることができると思うが

ページをめくる手が思うように動かない

 

 

 

私は怖いのだ

 

 

 

この本の途中まで読んでるが、

この本の中で確かに

 

 

ゆあちゃんは生きているのだ

 

 

終わり方ももちろん知っている

 

 

虐待をされて死ぬのだ

 

直視できない現実に直面したとき

 

 

私はいつも目を逸らすのだ

 

 

これ以上自分が傷つきたくない

 

どうしても子育てをしていると 

 

自分の子供と被ってしまう。 

 

もちろん、虐待も暴力もない 

 

食事もしっかりあげて 

 

まるまる太っている

 

 

でも、だからこそだからこそ

 

なんでこんな事件になってしまったのか

 

『おなかが痛い』

と死ぬ前に言って

 

 

まぶたを閉じて

 

 

そのまま目を覚まさなかった

 

 

5歳児が12.2キロ

 

 

おむつを履いていて

 

 

もうトイレに行ける体力もない

 

これを指導、教育、しつけ

としてやっていた 

 

真っ当な人間のやることだろうか 

 

 

とてもじゃないが 

 

 

フィクションのような作り話な

 

 

悲劇にしか聞こえない

 

 

本当に先が見えない闇

 

 

母親もDVを受けていて

 

 

子供を守ろうとしたけど全部裏目に出て助けてあげられなかった

 

 

行政は?

 

 

どこにも引っかからないで

 

 

5歳児がひとりで生きていけるわけない

   

 

ゆあちゃんのノートが見つかって

 

ゆるして、もうゆるしてください

 

どんな気持ちで書いたと思う?

 

 

そんなのわかるわけないじゃん。

 

 

私のすべての今まで受けた感情では説明できないよ

結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記 [ 船戸 優里 ]

価格:1,540円
(2021/11/20 08:17時点)
感想(4件)

 

この本を心の本棚にしまっておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA