回りまくってるわ
どうもみなさん、こんにちは
脳外科の病院で理学療法士をしています。
たま太郎です!(今回は嫁)
嫁は薬剤師です!
今回は嫁が読んだ本を嫁が紹介し
私が軽く編集します!
それではさっそくいってみましょう!
こんにちは。
今日は2021年本屋大賞にもノミネートされたこちらの作品を紹介します。
『自転しながら公転する』
著者:山本文緒
自転、公転とは地球の周り方のことですね。
1日が自転、一年が公転だぜ!
特に宇宙科学のお話というわけではないです。
物語は別の場面のプロローグがあり、
そこから本編が始まります。
主人公は32歳の女性、更年期障害となった母とそれを支える父を手伝うため、東京から地元に戻り、アパレルの契約社員として働いています 。
↑設定ですでにお腹いっぱいです。
本当にありがとうございました
恋愛、仕事の悩み、家族との関係、友人との関係といった、さまざまのものに囲まれて生きています。
おおまなかに4つにわけて内容に触れすぎないように少し感想を述べていきたいと思います。
- 彼氏との関係
- 実家
- 仕事
- 親友
彼氏との関係
主人公を悩ます大きな部分ですね。
良くない部分も目立つけどいいところもありっていう本当にヒーローぽくない男性です。
お断りっていう女性も少なくないかと思いますが、色々な面があり憎み切れない男性なので主人公に共感する人も多いかと思います。
↑嫁はダメ男が好きなのか?
もちろん私もダメ男
実家
この小説は母親視点の章がところどころはさまれます。
更年期障害を家族視点、そして苦しんでいる当事者視点からとらえられます。
家族の話も深く書かれていますが、更年期障害についても詳しく書かれています。
この母親は日によってはなにもできない、外でも発作が起きてしまうような重度な更年期障害です。
恥ずかしながら、私は更年期障害についてあまり知らず、いらだちやのぼせがあり、必要なら薬物治療しつつ、年数が経過すれば回復するイメージでした。
この作品ではこんなにも生活、家族の環境が変わるのかといったことをつきつけられます。
更年期障害を知るという意味でも読んでみてほしいと思います。
仕事
前述したようにアパレルショップの店員さんです。
アウトレットが勤務地です。
アパレルて外から見ると華やかですよね。
ただ立ち仕事だし時間も遅く土日関係なしでハードそうでもあります。
主人公はさらにそこに人間関係の悩みが加わり、大変な目にあっていきます。
主人公はアパレルと言う職種ですが、全職種に共通した悩みなどがえがかれているので、参考になったり共感できたりします。
あとファッションの話がよく出てきたり、10年前の流行の話などが出てくるので、そのあたりも楽しいです。
友人
主人公には昔からの友人、幼馴染の後輩がいます。地元で相談しあったりいい関係性だなと思います。いいところだけだはなく現実的な面もあります。
おまけ
最後に読み終わった後のちょっとした感想を書いていきます。
・アウトレットに行きたくなった。ちょっとしたレジャー感ありますよね、コロナ禍だとなかなかタイミングが難しそうですが。。
・結構あっという間に読めたけど、内容に触れすぎずに感想書くの難しい。 魅力を伝えるには内容を言いたいですが、それじゃこれから読む気があまりしないですよね、とりあえず少しの空き時間で読み進めたり、時間があるとき一気に進めたりでも、そんなに時間はかからず読みやすいと思います。お話も現代舞台でとっつきやすいかと思います。私はたまにファッション用語がわからず調べたりしていましたが、それ以外は特に専門知識がないと理解できないといった事もないです。とりあえず、おすすめです!
価格:1,980円 |
たま太郎のまとめ
- 嫁は割とこーゆー本すき
- まとめがやや長い
- 友達は基本的に大切なんだなぁ
- 真面目やねん