伊坂幸太郎 何が正しいの?
みなさん、こんにちは、たま太郎です。
最近は小説を読んでいたのですが、勉強やお金な関わることが中心でした。
「逆ソクラテス」読んだのですが、めちゃくちゃよかった。
何が良かったかというと、本当にことばのひとつひとつが身体に入ってくる感じです。
私はこれでも、運動部の端くれなので
「逆ソクラテス」はバスケのお話もメインでありました。
さて、この本は
伊坂幸太郎さんの本です。
アヒルと鴨のコインロッカーなど有名な作品がありますね。
私はなんで、この本を読もうと思ったかと言うと、
読書系ユーチューバーのベルさんという
最近子供が産まれた方がいるんですが、その方が
めちゃくちゃおすすめしていましたので、
どこかのタイミングで読んでみたいなーと思い、買うことにしました。
控えめに言って最高
- 本当に大人の言うことって正しいのか?
- それって偏見じゃないのか?
- 正しい評価ができてんのか?
- 色眼鏡で見てないか?
- 常識をうたがったほうがよくないか?
こんな時に読むと刺さります。
私もそんな気持ちのときでしたので、なおさらです。
不当な評価や、能力の過小評価を目の当たりにしたときに
こういう考え方もあるんだなと思える、
そんな作品です。
登場人物は小学生なので、小学生の視点と
少し大人になったときのお話が交えて展開していきます。
短編ですので、とても、読みやすいです。
ただ。
本の少しずつ物語がリンクしていて、本当にうまいよね。さすがだよねって気持ちにさせてくれます。
私はこの本は名言の宝箱だと思えます。
言葉がモロに心に刺さってきました。
「若者には貸しを作っておくものだ」
絶対に大人は考えつかないような名言ですよね。
「恨むのはいいが、罪を犯した人は、人格すべて否定するべきじゃない。」
「罪お犯した人だって、いつかは牢屋から出てくるんだ。そのときにやり返されるかもしれない」
少し言葉を変えています。
どんな罪を犯した人でも、やり直すことができるってこともこの本では教えてくれます
なんか、道徳の教科書みたいなとても、自分の価値観や社会への偏見。
色眼鏡の世界を本の少し生きやすくしてくれるそんなお話でした。
今年はまだ始まったばかりですが、今のところナンバーワンです!
是非読んでみてください!
価格:1,540円 |