知らずに自殺をしてしまった親友。今いるあなたの親友を思い浮かべながら読んでほしい
双子を育てて1年半になる。
先日私の親友が美容師をしているお店に髪を切りに行った。
私のこどもの散髪。
自分で子供の髪を切る人が多い中
なぜ美容室にいくのかときかれても、私は即答することできる。
それには、具体的な理由があるからだ
私の親友が働いているから
親友はA型であり、生粋の一人っ子である。
私のような食べ物の争奪戦をくぐり抜けてきたような3姉弟の長男とはまるで性格が違う。
親の愛情を一身に受けて育っていて、穏やかで一緒にいて
とても落ち着く。
中学生からの付き合いで、私がよく高校の部活をサボっては心のシェルターとして、毎度親友の家に逃げ込んでいた。
親友の両親もまるで
自分の子供のように私を可愛がってくれた。
親友とは会って何をするのかといえば、基本的に家で話したり
親友がゲームしているのを見たり
一緒にカードゲームを買ってやってみたり。
脱出ゲームをやりに遠出したり
祭の時期にみこしを担いだり
パチンコ屋に行って遊んだり
結構いろなことをやっていた、
とてもじゃないが30超えた男たちがこれから、どんな遊びをすればいいか見当もつかないが、旅行とか行ければいいなとは思っている。
長々私の親友について話したのは理由がある。
この本はふいうちで
『親友が自殺』
するのだ。
親が死んだら一週間心を切り替える時間がもらえるのに、 親友が死んでも、次の日からなんともなかったように働かないといけない
とても、心に残った一節だった。
とてもじゃないが、私の親友が死んでしまったら仕事どころではない。
2週という期間で気持ちを切り替えるには短すぎる。
もちろん私の親友が自殺するなんて思わない
誰一人思ってないんだ
いきなりそんなことが起こらないように
なにより、自分自身が後悔しないようにしていきたいと思う。
この本には遺品整理のこととかも詳しく書いてあった。
私の親友の家は、
本が大量にあったり、
ゲームが大量にあったりして、
とても、大変そう。
そういえば親友中学生のときの読書感想文
『白神山地』について書いてたな。
半端ないな。
今でもよく覚えている。
この本を書いた人は、声優さんです。
実話なのかわかりませんが、自殺後に残された家族とその周りの方々のお話です。
ミステリーで殺される人たちも、死んだらそこで終わりじゃなくて、その人と関わる家族や親友がいるんだなって思う。
そんな一冊でした。
みなさんもよかったら読んでみてくださいね。
価格:1,650円 |