みなさんこんにちは
脳血管疾患の専門病院で理学療法士をしております。
たま太郎です
今回はシングルマザーがいかに貧困で困窮しているかがわかる本を読んでみました。
ここで言うシングルマザーとは
資格もない、仕事を選べない非正規のシングルマザーというくくりになります。
みさなんは貧困や困窮についてどう考えますか?
みなさんの中には
『いや、自己責任だろうよ』
と思う人もいるかもしれません。
ただ、
そう思えるあなたは恵まれています。
努力すればなんとかなる環境にいたのかもしれません
または、努力する力があったのかもしれません。
シングルマザーというのは離婚をしてしまった子持ちの母親のことを指しますが、
小さい子どもを育てながらどれだけ仕事ができると思いますか?
毎日体調不良の電話で呼ばれたり
定期検診もあったり
ましてや、ご飯を作ったり、食べさせたり、家事をしたり、育児をしたり
とてとじゃないですが、働ける環境にはありません。
ただ、生きていくためにはどうしてもお金が必要になります。
そのために、今の国の制度では
生活保護や
離婚された夫から貰うの養育費があります。
ただ、これも名目上もらうことができますが、
踏み倒されてしまう場合が多いとされています。
生活保護も申請するために様々な手続きが必要になります。
その手続きや職員とのやりとりで疲弊してしまって、生活保護申請を諦めてしまう方も多いそうです。
申請時の負担意外にも、生活保護を申請しない理由もあるそうですが、みなさんわかります?
それは
、
子どもが差別されたり、虐められたりする
地域の人々から白い目で見られるから
ん?そんなことで?
と思う方は想像力が足りないかもしれませんね
生活保護も貰えないで、生活もままならない
シングルマザーの方々の悩みや苦悩がたくさん書かれています。
ただ、シングルマザーの方々に共通するのは
子供を取られたら生きていけない
と言っています。
我々が思うより過酷な環境に置かれている方々もいるということを知ることは、
世の中での貧困、最下層で悩む方を知る第一歩になると思います。
貧困の連鎖も社会的な問題になっておりますので、どうにか抜け出せるように社会的なサポートが必要だと私も思います。
しかし、シングルマザーへの風当たりが非常に冷たいのと、
『ひとりでしっかり育てるのは美徳』
とされている社会からはとても、隔離された
つらい環境にあります。
もっと身近に助けてと言えれば違うのかもしれませんが
地域の友達や家族、親族に頼ることができないシングルマザーはとても、生きにくいのだなと
感じました。
もっと、生活保護を受給したり、子育ての支援が拡充していき、子育てにゆとりがもてる社会になってほしいと
切に願います。
みなさんも是非読んでみてくださいね。
価格:570円 |