皆さんこんばんは。たま太郎です。理学療法士をしている10年目の管理職です。
職場は脳血管障害専門病院で超急性期、急性期、回復期から在宅まで幅広い機能があります。
私の趣味は将棋を指すこと(アマチュア三段)
読書をすること(月に最低でも10冊)
今まで2000冊以上の本を読んできました。
理学療法士の皆さんに臨床場面や患者様とのコミュニケーションなど様々な場面で有益な『本』を紹介させていただいております。
いい本との出会いのお手伝いをさせていただきたいと思います。
理学療法士の皆さんは臨床お疲れ様です。一般企業の方々や主婦の方々もお疲れ様です。
本日は仕事やプライベートで『なかなかうまくいっていないな』、『最近変化がなく退屈』、『仕事へのモチベーションが上がらない』、『臨床がうまくいかない』・・・・・・
など感じている人もいると思い、自分や物事の『変化の大切さ』を題材にした本を紹介したいと思います。
『チーズはどこへ消えた』著者:スペンサージョンソン
この物語に登場するのはねずみと小人の2人です。
森に住んでいるねずみと小人が、大好きなチーズを探して歩き回っていました。あるところに大きなチーズを見つけました。そこで小人とねずみはチーズをもぐもぐ食べました。
あるときねずみがいなくなりました。小人は大きなチーズを自分のものとしてもぐもぐ食べました。チーズの在処まで毎日移動するのが億劫になり、チーズの近くに住むことにしました。
数日経つとチーズが減ってきました。
『まだまだあるし大丈夫』と楽観視する小人。
『私のチーズがない!( ゚Д゚)』
と小人がいいました。ただ、小人はその場所で新しいチーズが出てくるのを待っていました。
餓死しそうになってもう動こうとしません。
『ここで待っていればいつかチーズが出てくるはず』
ずっと言っています。
その後小人の心境に変化が訪れます。
『あれ??このままだと餓死しちゃうんじゃないか??またチーズを探しにいくほうがいいのかな・・・・・』
『いやいや、移動しても新しいチーズがあるとは限らないし・・・・』
『前回見つけた時もだいぶ苦労したし・・・・』
『探して見つからなかったらどうしよう・・・・』
この先のお話はどうなったでしょうか??
みなさんも考えてみてくださいね
このあとは
小人は探しに出かけますが、チーズは簡単には見つかりません。
そこからまた物語が続いていきます。
努力や試行錯誤が重要で、変化を起こさずにずっと待っていたり、同じところで満足しているといつかは餓死してしまうというお話で、恐怖に打ち勝ち変化することで生き残ることができるという教訓を学ぶことができます。
『まあ、新しいことをするより、このままのリハビリでいいか』
『昨日と同じリハビリメニューでいいか』
『職場にも慣れたしまあ、このまま惰性で続けてもいいか』
こういった気持ちはどんな人でもよぎってしまうと思います。
私は毎日少しでもいいので変化をつけることが大切だと、この本を読んでから考えるようになりました。
1.本を読んでみる
2.先輩と患者様のことを話してみる
3.患者様と雑談してみる
4.靴を磨いてみる
5.いつもと少し違う道で帰ってみる
6.いつもと違うメニューを頼んでみる
なんでもいいので、実践していくことが大事だと思います。
自分から変化を起こして行動すれば、小さな結果が変わってきます。
その小さな積み重ねが大きな変化につながります。
勇気をもって小さな一歩を踏み出すには最高の一冊です
1時間くらいで簡単に読むことができるので、読書が苦手だったり、読書の習慣がない方にもおすすめです。
是非読んでみてください。