皆さんこんばんは。たま太郎です。理学療法士をしている10年目の管理職です。
職場は脳血管障害専門病院で超急性期、急性期、回復期から在宅まで幅広い機能があります。
私の趣味は将棋を指すこと(アマチュア三段)
読書をすること(月に最低でも10冊)
今まで2000冊以上の本を読んできました。
理学療法士の皆さんに臨床場面や患者様とのコミュニケーションなど様々な場面で有益な『本』を紹介させていただいております。
一般の方や学生の方でもわかりやすい内容になっています。ぜひご覧ください。
皆さんにいい本との出会いがありますように。。
さて本日は『習慣』について少し考えていきたいと思います。
例えばリハビリの話ですが、患者さんが退院した後の自主訓練や病棟内の自主訓練って
最初は
『そんなにはできない』
って言っていたり
『他のこともやらないといけないからできない』
など言われてしまうこともしばしばありますよね
世の中には
やった方がいいと言われてもなかなかできないことや続かないことってありますよね。
そこで、過去の偉人たちの習慣をひとつでも取り入れてなおかつ継続してみてはいかがでしょう??
すごく簡単なものから、わかってはいるけど無理じゃないか??って思うようなものまであるんでんす。
本日紹介したい本は
『1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック 』 著者:許成準
ライフハックとは、繰り返す小さな行動で、大きな変化をもたらすテクニックという意味で使われています。
この本は有名な方々の習慣を取り上げた本です。
仕事についてや趣味、生活についてまで多岐にわたる内容になっています。
まずは、
『アガサ・クリスティー』の習慣ですね。この方は小説を書いていた人ですね
有名なところで言うと『そして誰もいなくなった』などミステリーでは超有名人ですね。
この方の小説の作り方は、
物語を最初からではなく、ミステリーの核となる『殺人の場面から考える』ということなんです。
それから枝葉をつけて、よい物語を作っていくということです。
そうなんですよね
我々の仕事も同じなんだと思います
重要で核になるところから始めていますか??
不必要なことに時間をかけすぎて、本当に時間をかけないといけないところがおろそかになることってありませんか??
少し振り返ってみると、変化があるかもしれません・・・。。
次にわたしが衝撃的だったことは
皆さん知っていますか??ロードオブザリングの作者です
なんと
タイピングをするときに二本指で行うそうです
ロードオブザリングってすっごい長い話ですよね
すっごく時間もかかったに違いありませんし、他の人から比べると一つの欠点や弱点に思えるかもしれませんが、それを全く分からせないような内容の良さがありますね。
長所がずば抜けていると短所までも無になるということです。
圧倒的な長所はそれだけ大切であり、その人の個性というわけですね。
次は
『小さな変化を見逃さない』
職場でもいませんか??
『髪の毛切りましたね』
『少しやせましたね』
『疲れてるんですか??』
など人の小さな仕草や少しの変化に気づくことができるということは大切です。
理学療法士の仕事でも日々の患者さんの変化は必ずしも大きい変化ばかりではないんです。
その中で小さい変化を毎日毎日積み重ねていき、それを理学療法士が見逃さないようにするということが重要なんです。
患者さんの対応だけでなく、パートナーが調子悪いときや元気ないときに皆さんは気づきますか??
本当に大切な人の小さな変化をとらえることができると、患者さんのリハビリに生かしていけるかもしれませんね。
先ほど記載した内容以外にも
『自分が楽しむことを仕事の目標にする』
『自分をバカだと思ってみる』
『感情は隠さず表に出す』
など実例を交えて紹介してくれています。
皆さん日々の習慣にどれか一つでも取り入れてみてください。
毎日がほんの少し素敵なものになるかもしれませんね。
是非読んでみてください。