皆さんこんばんは
最近では緊急事態宣言の影響でバスも電車もピリピリしていますね。この状況がいつまで続くのかなと悲観してしまいます。
最近のニュースでも東京オリンピック2020の代表が女性を差別するような発言が話題になりました。
日本人はいつから礼儀を忘れてしまったのでしょうか。
道端で座ってしゃべってる若者はあまり見なくまりましたね。でも、電車で食事をしている人や店員に文句を言う客など見ていて気持ちの良いものではないですね。
人の振り見て我が振り直せと昔の人はよく言ったのです。
本日は礼儀について非常に良い本があったので紹介していきたいと思います。
『Think CIVILITY』著者：クリスティーン・ポラス 訳：夏目 大
礼儀正しさこそ最強の生存戦略である
直訳で礼儀正しさについて考える。著者はアメリカのジョージタウン大学マクドノー・スクール・オブ・ビジネス准教授で、さまざまな場所で講演を行っています。訳者は翻訳家になる前にSEとして勤務していたそうです。
まず、どうすれば周囲の人から礼儀正しいと思われると思いますか？？
１．身だしなみを整える
２．自分から進んで挨拶をする
３．笑顔を絶やさない
４．人の話は丁寧に聞く
５．ルールを守る
すべて当たり前のことですよね。。
ただ、当たり前のことができる人が少ないのもまた事実なんです。
さらに困ったことに無礼な人が一人でもいる集団は団結力にかけてしまいますし、無礼な集団になってしまうんです。
職場で無礼な態度をしている人に自分も同様の態度をとってしまう人もいるんじゃないでしょうか？？？
自分が挨拶したとしても挨拶を返さなかった人に自分は礼儀正しい態度を取り続けますか？？
なかなか自分だけ礼儀正しく接し続けるのは難しいですよね。
自分の周りにもし無礼な人がいたら距離をとったほうがいいと思います。
この本では最終的に無礼な人はどうすればいいか書いてあります。
非常にシンプルです
１．ひとりで仕事をさせる
２．解雇する
極端ですが、それほど社会にとって不必要な存在というわけです。
逆に礼儀正しい人が多いと仕事の効率や社員のコミュニケーション能力が向上し、さらには仕事の急な休みが減るという研究データがあります。
私の職場にも当てはめると、理学療法士で無礼だった場合、患者様や他部署から信頼されず、仕事になりません。
患者様から信頼され、リハビリを任せてもらうこと、他部署と情報を共有し、連携しあうことではじめていい仕事ができます。
この本からは礼儀正しさとその重要性を学べると思います。
みなさんのお仕事が少しでもいいものになれば幸いです。
